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圧縮成型されるガラスレンズ用金型では、優れた耐熱性、耐摩耗性、離型性が要求されるほか、高価な金型の再利用化もコスト的な重要課題となっていました。従来のDLC膜は硬く、摩擦係数も低いことから、これらの要求性能を満たすコーティング膜として採用されてきたものの、ガラス硝材の性能多様化に伴い十分な成型寿命を実現できないケースが発現してきました。

金型寿命の評価例

FCVA技術による水素フリーDLCコーティングであるta-C膜は、ダイヤモンド結合sp3成分が多いことでDLCよりも一層硬くて摩擦係数も低く、さらに反応性エッチングによって離型性に優れることから、DLC膜に置き換わって採用が進んでいます。金型寿命の評価例の図からは、ta-C膜に置き換えることによって寿命が従来のDLC膜に比較して4倍に改善されたことを示しています。

金型寿命  非球面ガラスレンズモールド

 

 

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